海外で恐い目にあった思い出② メキシコシティ編 地下鉄で屈強な男達に財布をすられました

前回の海外で恐い目にあった思い出 イタリア ローマ編 ホテルで部屋荒らしには訪問してくれる人も多かったので、今回は

海外で恐い目にあった思い出② メキシコシティー編 地下鉄で屈強な男達に財布をさられました

です。

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海外で恐い目にあった思い出② メキシコシティ編

イタリアで部屋荒らしにあった3年程前の話です。メキシコシティでスリにあったことがあります。

当時、村上龍の小説にはまっており、村上龍がやけにキューバー推しなので、だんだんとキューバという国に興味がわいてきて予備知識も持たず往復の航空券を池袋の旅行代理店で購入して、キューバに行ってみようとなりました。

キューバといえば、チェ・ゲバラやカストロなど偉大なる革命家で有名な社会主義の国です。

社会主義は、中国、ベトナムと行ったこともあったので多少は興味がありました。価値観の違う国に行くというのは旅行的に楽しくなるような気がします。

ベトナム戦争でアメリカに負けなかったベトナムやアメリカの価値観を否定するキューバなど若かりし頃にはどこか憧れるところがあります。

キューバに行くにはもちろん直行便はなく、当時だとアメリカのアトランタで乗り換えてメキシコのメキシコシティかカンクンに行き、そこからキューバの首都ハバナまで行くルートのようでした。

1か月くらいの気ままな一人旅です。スリはキューバに行く途中に立ち寄ったメキシコシティでくらいました。

成田からアトランタに飛び、飛行機を乗り換えて、メキシコシティに向かいます。当時はホテルをインターネットで予約することもなく地球の歩き方を頼りに現地についたらホテルを探していました。

今は本当便利になりましたよね。

booking.comで予約が簡単にできます。

日本人の女の子に旅の武勇伝を披露するも

メキシコシティ行きの飛行機の中で地球の歩き方をみながら、ホテルをどこにしようか決めました。

いくつかめぼしいところをつけてあとは現地で実際に目でみてきめます。

飛行機は無事にメキシコシティにつきました。地球の歩き方を読んでいたのを、斜め前あたりに座っていた日本人の女の子がみていたようで、飛行機を降りるとホテルが決まっていなかったら一緒に市内までタクシーで移動しませんかとの事です。

バックパッカーのように一人旅だとこういったお誘いはよくあることです。

特にメキシコなんかだと恐いイメージがあるのでなおさらですよね。

僕もメキシコは初めてで若干恐い印象をもっていたので、タクシー代も割り勘になってお得だしなんといっても不安そうにしている女の子をほっておけるわけがありません。

こちらは何度も海外には旅行できているしいわば旅の先輩です。

全然いいっすよー

と二人で日本人宿までタクシーで向かいました。

初めての国のタクシーはどこか不安な感じもしますが普通に日本人宿に到着です。メキシコ自体案外恐い感じはなさそうです。

彼女も無事についてほっとしています。部屋は別なのでそこでお別れですがお互いお気軽な一人旅、せっかくなので明日は一緒に観光しましょうという事になりました。

翌朝、彼女とホテルのロビーで待ち合わせをして早速観光地まで地下鉄で移動です。

彼女は26歳くらいで転職を機にちょっと時間ができたので前から興味があった中米を旅行しに一人でやってきたとのことです。

海外での一人旅は初めてでメキシコに到着してちょっと不安になったようでした。

地下鉄も心配そうでしたが僕はそれまでにも海外には何回か一人で旅行にきていたので、

地下鉄も全然大丈夫じゃないですかねー

と余裕をみせ、船で中国に行った話や、インドでは毎日下痢になった話や、エジプトのピラミッドが山のようにでかかった話など旅の先輩面をして話をしながら地下鉄のチケットを買いホームへ向かいます。

彼女は僕の話に興味津々ですがホームにはちょうどいいタイミングで地下鉄が到着したので、

よし、あれに乗ろう!

と僕が先頭を切ると彼女の他にも乗客が小走りでホームに向かいます。僕はトップで電車に乗り込み彼女の場所も確保しようとしたら、何気に込んでいて後ろからどんどん乗ってきます。

朝の山手線のような感じで後ろから押され彼女と反対のほうへ押しやられてしまいました。

まぁ何駅かで降りるので大丈夫かなと思っていたらなんか股間のあたりがもぞもぞします。

体制を変えても股間がもぞもぞするので、周りを見渡しても屈強なメキシコ人のおじさんしかいません。

あれ、もしかしてホモの痴漢でもいるのか?

やっぱり日本人男子はホモにもてそうだなと呑気な事を考えていたら次の駅で屈強な男たちは降りていきます。

日本人の女の子と、メキシコの地下鉄も結構混むんだね~なんて話していてふとポケットの財布を確認すると、、

ん、あれ、、財布がないぞ。え、、まじ??

彼女が笑顔で話しを続けているので、僕も平静を装い他にも確認します。

一番大事なパスポートは腰に巻いているので大丈夫。

現金もまだ両替は数万円しかしていないので、日本円はパスポートと一緒に腰のほうにある。

カメラとか携帯はリュックの中なので、リュックを確認しているあたりで彼女が

どうしたの?なんか顔色悪いけどなにかあった?

と聞いてきます。


うん、もしかしたら財布すられたかも

彼女
えぇぇえええーーーーー
私なんかスリに合わないように鞄を胸の前で抱いて
財布を握りしめていましたよーーーーー

本当海外では油断は禁物ですね。ちょっと地下鉄に乗っただけでスリにあう事もあります。

日本の地下鉄ではありえないような事が日常茶飯事のように行われている場所もあるようです。

仕入れに海外に行かれる際には大金を持っていくと思いますので是非慎重に油断をしないようにして行ってきてくださいね。

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