昨日はネットフリックスで『ワールド・オブ・ライズ』を観ました。
この映画は結構好きで観るのはもう3回目くらいです。
リドリースコット監督の映画はほぼはずれがないのと、なんといってもこの頃のディカプリオはやけにかっこいいです。
『ワールド・オブ・ライズ 』のちょっと前に公開された『ブラッド・ダイヤモンド』のディカプリオも最高でした。
『ブラッド・ダイヤモンド』
レンタルDVDの時代は面白くても、もう一度借りるというのはもったいない気がしてもう見る事はなかったですが、サブスクだと気軽に又同じ映画でも見れちゃうのがいいですよね。
ネットフリックスには沢山映画があるので、つまらないのが続いちゃった時なんかは、面白かった映画をもう一度見て、『やっぱ映画って面白いなー』ってリセットされるのでいい感じです。
あとはストーリーが分かっているのでスマホしながらのながら見もいいですよね。
映画『ワールド・オブ・ライズ 』
巨匠リドリー・スコットが放つアクション大作映画です。
レオナルド・ディカプリオとラッセル・クロウが共演という事でつまらないはずがないですよね。
監督:リドリー・スコット
製作:ドナルド・デ・ライン、リドリー・スコット
製作総指揮:マイケル・コスティガン、チャールズ・J・D・シュリッセル
脚本:ウィリアム・モナハン
撮影:アレクサンダー・ウィット
音楽:マルク・ストライテンフェルト
キャスト
ロジャー・フェリス - レオナルド・ディカプリオ
エド・ホフマン - ラッセル・クロウ
ハニ・サラーム - マーク・ストロング
アイシャ - ゴルシフテ・ファラハニ
バッサーム - オスカー・アイザック
ガーランド - サイモン・マクバーニー
アル・サリーム - アロン・アブトゥブール
オマール・サディキ - アリ・スリマン
ストーリーはCIA職員であるロジャー・フェリス(レオナルド・ディカプリオ)と上官のエド・ホフマン(ラッセル・クロウ)がテロ組織のボスを追い詰めるという話です。
エドはアメリカからドローンの映像を使って現地のロジャーに指示を出すという役ですがラッセル・クロウはこの為に20キロ増量したそうで、中年太りのおっさんといった感じです。
ロジャーの現地の協力者に対して冷淡だったり、ロジャーに対して少し冷たい感じもしますがどこか憎めない役柄です。
ラッセル・クロウは声がいいですよね。僕はアル・パチーノの声が大好きなのでアル・パチーノと共演した『インサイダー』は最高です。
『インサイダー』
そういえば、リドリー・スコットの弟のトニー・スコット監督の『スパイ・ゲーム』もCIAの師弟関係を描いていましたよね。
『スパイ・ゲーム』
役柄としてはブラッド・ピットの上官役だったロバート・レッドフォードのほうがかっこいいです。色々あっても最後には部下を助けるみたいな男気があります。
『ワールド・オブ・ライズ』はヨルダンのテロ対策チームのボスであるハニ・サラーム(マーク・ストロング)にいいところを取られてしまった感じですね。
マーク・ストロングはビン・ラディンを追い詰める『ゼロ・ダークサーティ』にも出演しています。上官役がとっても似合います。
ラッセル・クロウのエドは微妙なところもあるけど存在がかっこよく、あとはマーク・ストロングだったり、ロバート・レッドフォードみたいな上司の元で働きたいですよね。
僕の今までの上司でこういう感じの人はいたかなーって思うと、なんか全然いなかったですね。といってもやっぱり自分が優秀じゃないとろくなところで働けないし、優秀な上司なんているわけもなく自業自得ですが。
『ゼロ・ダーク・サーティ』
『ゼロ・ダークサーティ』のキャスリン・ビグロー監督の『ハート・ロッカー』もいい映画でしたね。
『ハート・ロッカー』
サラリーマンをしていて上司とうまくいっていない人や部下が思うように動いてくれないという人も自分の境遇と照らし合わせながら観るのも面白いと思います。
『ワールド・オブ・ライズ』の時代背景
対テロ戦争ということで当時空からのドローンでの監視が斬新な映画でしたが、2008年公開なのでもう15年も前なのですね。
確かに劇中で使われている携帯電話がスマホではなく、昔の携帯電話だったりで今見るとちょっと古臭く感じてしまうところもあります。
電話って時代を表しますよね。今ネットフリックスで昔の映画を色々見る事が多いですが、携帯電話が出る前の映画はそれこそ公衆電話のシーンがあったり、あとパソコンでも真空管のモニターや、画面が今じゃ考えられないような画面だったりで当時は最新だったとしてもどんどん進化するので古臭く感じてしまう映画って結構あります。
まぁそれはさておき、2008年頃といえば、2001年の世界同時多発テロ以降のは世界中でテロが多かった時代です。
同時多発テロの映画はこちらもオススメです。
『ユナイテッド93』
『ワールド・トレード・センター』
そして、2005年にはロンドン同時爆破事件、バリ島爆弾テロ事件、2006年にはスペイン マドリード=バラハス空港爆弾事件などイスラム過激派のテロが頻発していました。
2008年に起きたムンバイ同時多発テロを描いた映画も色々と考えさせられます。
『ホテル・ムンバイ』
僕も2004年頃に携帯電話の仕事でイギリスやイタリアで働いていたことがあって当時別のプロジェクットのメンバーがフランス(だったかな?)で警察に拘束されたなんて話がありました。
海外のキャリアの電波で携帯が使えるかっていうのをチェックする仕事だったのですが、駅で携帯を一人5台くらい広げながら仕事をしていたらテロと間違われたようです。
そんな感じで当時の空気感みたいのを思い出しながら観ると余計に引き込まれていきあっという間の2時間でした。
イスラム過激派のテロとの戦いを描いた映画は沢山あるのでそちらも是非みてみてください。
『アメリカン・スナイパー』
『ホース・ソルジャー』
ネットフリックス以外にもU-NEXTなど色々サブスクはあるので、サブスクに興味のある方は色々チェックしてみてくださいね。