僕がオンライン英会話スクールを立ち上げた頃の話です ⑨ ロシア語レッスンも始めてみました


オンライン英会話スクールを立ち上げて4か月後くらいからは毎月何人かの生徒さんが入会してくれました。

レッスンの内容も、英語、スペイン語、中国語と言語も増えてきました。

日本で英会話の先生をしている先生はアメリカ人やイギリス人などの英語を母国語としたネイティブの先生ばかりと思っていましたが、いろんな国の人が英語の先生をしているようです。

僕のスクールに登録してくれた先生だけでも、エジプト人、メキシコ人、中国人、インドネシア人、ミャンマー人、ドイツ人、フランス人などの先生がいました。

スクールとしてはどんどん言語も増やしていきたかったのですが、一つの先生に対して二人くらいは先生を確保する必要がでてきます。

最初は先生が一人だけでも始めていましたが生徒さんが増えるにつれて慎重になる必要がでてきました。

というのも、ロシア語を教えたいというロシア人からメールをもらい、スカイプで面接した際にもどこかぶっきらぼうというかあまり丁寧な感じではなかったのですが、その時はどんどん言語を増やしたいときだったので、先生としてお願いすることになりました。

早速ホームページにその先生の写真を掲載してロシア語レッスンも始めました。ロシア語を提供しているオンラインスクールは僕の知る限りなかったので、すぐに上位検索もできました。

ビジネスの基本はニッチを狙うという事も言えます。誰もやっていないので商売になるはずです。あまりにマイナーな言語だとダメだと思いますが、ロシア語は勉強している人も多そうです。

なんといっても新潟からも船ですぐの距離です。東北や北海道で漁師をされている方なんかにはなじみのある言語だと思います。ウラジオストックを旅行するパックツアーがあるような事を聞いた事があります。

ホームページにロシア語の先生の写真をアップして宣伝をすると、早速ロシア語を勉強したいという方からのメールもくるようになりました。

もちろん、その先生にお願いしたのですが、いい加減な先生だったのかレッスンの時間になってもスカイプがオンラインにならないという事も多くて生徒さんからもクレームがくるようになってしまいました。

ロシア語の先生の求人を出しましたが、英語での求人ページしか作れず他にロシア語の先生を見つける事ができず、その生徒さんはやめていってしまいました。

ロシア人で日本に住んでいて英会話のレッスンをしている人はあまり多くないようです。

その頃から新しい言語のレッスンをスタートする時には、最低二人は教える事のできる先生がいないとまずいなと思い、あれもこれもやってみようという気持ちは抑えていくようにしました。

ニッチな言語は上位表示も楽にできて、習いたい人がいるとおそらくその人の検索画面で上位に表示されていいのですが、そもそも習いたい人も多くないし、先生を探す手間も大変で総合的に考えるとあまり効率的ではないようです。

レッスンは英語、中国語、スペイン語に絞る事にしました。

やっぱりスクールを大きくすることを考えると、どこまでいっても英会話で生徒さんを獲得する必要があります。

英会話を勉強する人は多いとは思うけれど、英語を習いたい人が10人いたとしてもオンライン英会話で勉強したいという人は一人いるかいないかだと思います。

そもそもがニッチなマーケットなのに、そこからさらにニッチにすると生徒も先生もかなり少ない印象でした。だからこそ始めたばかりのスクールでも上位表示できたということです。

幸いにも4か月を過ぎたあたりから、オンライン英会話というキーワードで若干上のほうに表示されるようになってきたのでよかったです。オンライン英会話スクールを立ち上げて半年もたつ頃には英語のレッスンの生徒さんは10人くらいに増えてきました。

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